オンラインで絵描き歌レッスンやってみた
2020/05/18
 先日、オンライン会議を使って子どもたちと絵描き歌で遊んでみたのがとても印象的だったのでここに書き残そうと思います!
ある団体様から、「子どもたちと直接触れ合うことができないので、オンラインで会議をしているのだが、何か子どもたちが楽しめることをやってもらえないだろうか?」というご依頼をいただいて実現した企画です。
①オンライン会議の内訳
・大人がわたし含めて3人(様子を見守る保護者を除く。)
・幼稚園から小学校低学年の子どもが6人(同端末から参加の兄弟含む。男の子が4人女の子が2人。)
こんな感じだったので、パソコンからだと、全員の様子がちょうどよく確認できました。iPhoneだと、画面に表示できる数に限りがあるので、話している人が映るように設定。
②プログラムの内容
・自己紹介/絵描き歌の説明
・絵描き歌動画を視聴
・動画を画面共有で見ながら一斉に描く
・互いに見せ合う
そもそも、子どもたちとほぼ初対面なのと、
今回レッスンに使った絵描き歌というのが、私が学生の時に作ったオリジナルのものなので、キャラクターの説明からさせていただきました。
ちなみに、キャラクターはこちら「くりんとん」って言います。
最初にキャラクターをくり抜いたパネルや編みぐるみを見てもらいながら軽く紹介し、親しみを感じてもらいました。
知らないキャラクターの話を聞いて子どもたちがどう思うのか少し不安だったのですが、「可愛い!」「くりんとん!?栗きんとん!?」と楽しそうにしてくれました。
そして本題の動画はこちらです。
人生で初めて一人で作った5年前の動画なのでクオリティには目を瞑り、温かい心でご視聴いただけると幸いです・・・。笑
絵描き歌本編は1分もないです。子どもたちは十分集中して取り組めたようです。
画面共有の機能を使えば、全画面で表示することも可能なので、子どもたちにも同時に視聴してもらうことができました。
③子どもたちの様子
見ながら描きながら・・・というのにはペースが早かったらしく、もう一回!もう一回!と何度も挑戦してくれました。
終始楽しそうで、他のことに興味を削がれることなく持ち時間の30分を軽く使いきりました。(時間が余ったり、キャラクターに興味がなさそうなら、有名なキャラクターの絵描き歌をやろうと思っていましたが、一切触れませんでした。)
3色もあれば塗れてしまうキャラクターなので、色ぬりもしてくれました。
保護者の方も一緒にやったくださっていて、親子でも楽しんでくださっていました。
いろんな仕上がりになっていて、出来上がりを見せ合うのも、楽しみの一つですね。

また、タブレットやiPhoneの操作も、オンライン会議ソフトも子どもたちは難なく操作できているようでした。さすが、時代ですかね。(わたしは小学生の時のパソコンの授業で、電源の付け方がわからないって子たちに教えて回った記憶・・・。)
④課題点
・一人一人の進捗を確認しづらい
当然ですが、画面に映る範囲には限界があるため、子どもたちの手元が見えません。尚且つ、集中すると、周りの声が聞こえなくなるタイプの子がいる場合、声をかけても返事がなかったりします。
自分自身がそのタイプだったこともあり、みんなが納得するまでゆっくり取り組むべきかなと、既に終わって集中力が切れ始めた子と雑談をしたりしました。ただ、スケジュールもあるため、主催者様のお気遣いで、次のプログラムへ誘導してくださいました。すると、じっと下を向いていた子が画面から見えなくなりました。
様子を見ていたお母さまが画面内に連れてきてくださったのですが、「まだお絵かきを続けたかった。」と画面外で泣いていたということなのです。
学校などの対面授業だと、そういったケアもしながら進行していくのだと思いますが、オンライン授業の難点はやはりここだと思います。
声を随時かけながらと言ってもやはり難しいところがあるなと思いました。
→年齢や子どもたちの性格に合わせて、ひとつの内容にじっくり取り組んでみてもいいかもしれません。早く終わった子はこれをやろう!を事前準備して置くのもよくあるパターンだと思います。無理矢理次のことに切り替えることがなく、時間内に終わらなかった子はレッスン後もそのまま絵を描き続けられます。


⑤おまけ
その後、学校の課題でくりんとんを作ったという子からお写真が届きました↓
お子様作品:くりんとん
嬉しいです・・・。クリエイター冥利に尽きる。
こういう瞬間のために生きていると言っても過言ではないですね。
そんなこんなで、オンラインで絵描き歌。いかがでしょうか。
意外と楽しい。というまったりレポートでした!

また、子どもたちは、なかなか会えないお友達に、オンライン上でも顔が見えるのが嬉しいようでした。お互いにどんなのができたか声を掛け合って楽しそうにしてくれていました。
絵描き歌に限らず、おうちで退屈しているお子様同士、オンラインでお話できる環境を作ってあげるのもいいかもしれないですね。

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