『歩く』という基本アニメーションの練習、普段描かない真横のデザインの練習として描き始めました。
参考にしているのは、大好きなトンコ・ハウスさんのYouTubeチャンネルよりアニメーション講座:中村俊博のデモ、トンコスクール』です!『ダム・キーパー』というお話に登場するピッグくんがお手本になってくれています。
全体的なフォルムでとらえてあたりを取ってアニメーションをざっくり作ってから描き込んでいく方法が紹介されています。
何度か練習してみて、練習が足りなくてうまくアニメーションができないせいなことはもちろんですが、全く同じことを自分のキャラクターに当てはめてもしっくりこないことに気づきました。
そこで!基本は動画から学びつつ、キャラクターごとに歩き方の個性をつけてみたのです。
描きながら自分も一緒になって動いてしまうくらいウキウキしたら成功と思って描いていました。笑
以下にそれぞれの線画→完成までを並べてみたのでぜひご覧ください!
ふーぷ①線画
ふーぷ①線画
ふーぷ②塗り
ふーぷ②塗り
ふーぷ③完成
ふーぷ③完成
まずは看板りすの「ふーぷ」から!ぴょこぴょこという効果音が聞こえてくるような歩き方をイメージしました。
真横だと、特徴であるほっぺが全く活かされないので…しっぽ、耳をポヨンポヨンさせました。
手足も思い切り振り上げているようにして、ちょっと跳ねて見えるくらいを意識しています。
くりんとん①線画
くりんとん①線画
くりんとん②塗り
くりんとん②塗り
くりんとん③完成
くりんとん③完成
つづいて、ふわふわぷーには欠かせない「くりんとん」が参戦!元気いっぱい!な様子が伝わるようにしました。
手足を大きく動かすことと、一番体が沈むところをしっかり潰して、しっかり地面を蹴って歩いて見えるように意識しています。
耳は反動で跳ねていて、しっぽは楽しい気持ちと連動して動いているように差をつけました。
はるさめ①線画
はるさめ①線画
はるさめ②塗り
はるさめ②塗り
はるさめ③完成
はるさめ③完成
そして、最近10年ほど前のデザインを引っ張り出してまた描き始めた「はるさめ」です。ふわふわ飛んでいってしまいそうな雰囲気を意識しました!
前のめりの姿勢で、飛行機や鳥のように助走をつけている感じにしました。洋服のヒラヒラがさらにいい感じに風を受けているように見える…?
そして、実は、はるさめだけ他のキャラクターとコマの中割り位置を変えています。キビキビした動きと差をつけたかったので、ちょっと不自然なくらい地面から浮いている時間を作っています。
だいぶ賑やかになってきました…。
みるるん①線画
みるるん①線画
みるるん②塗り
みるるん②塗り
みるるん③完成
みるるん③完成
最後は「みるるん」です。他の3キャラと違って、大人っぽさを感じるようにしたかったので、ふふふっと笑いながらあまり足を上げずに歩くことを意識しています!
耳のふわふわが特徴なので、一番動きがつくようにしました。体全体の動きはあまり大きくならないように意識しています。
どうでしょうか!?段々とメンバーが追加される様子が描きながら面白かったので、出来上がる過程をキャラごとに並べてみました。目がチカチカしたらごめんなさい…。
ちょっと!基本がなってないよ!!とかご意見等々あるかと思うのですが…表現方法の幅を広げるためのステップの一つとして温かく見守っていただけたら幸いです。
動かすのが初めてのキャラもいますが、イメージ通りでしたか??みんなが仲良くわちゃわちゃしている様子を見ているとほっこりするなぁと、そんな作品をお届けしていけたらいいなと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ色んなページをご覧になって、癒されて帰っていただけると嬉しいですっ!


2021.04.15

トンコ・ハウスさんのYouTubeチャンネルよりアニメーション講座:中村俊博のデモ、トンコスクール』

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